日本の投資会社Metaplanetが、ビットコイン(BTC)の大量取得を目的として、54億ドル(約8.4兆円)の資金調達計画を発表しました。同社は現在8,888 BTCを保有しており、2027年までにその保有量を21万BTCに増やす計画です。このような大規模な購入は、ビットコインの供給を引き締める可能性があり、仮想通貨投資市場全体にも新たな高騰をもたらす可能性があります。
Metaplanetは世界第2位のBTC保有企業に?
現在Metaplanetは8,888 BTCを保有していますが、2027年までに21万BTCの保有を目指しており、これはMicroStrategyに次ぐ世界第2位のビットコイン保有企業になることを意味します。当初は2026年末までに21,000 BTCを目標としていましたが、今回の発表により目標が大幅に拡大されました。
この発表を受けて、Metaplanetの株価は12%上昇。これは米国のマイケル・セイラー氏が行った「資本市場を活用してビットコインを取得する戦略」と似ていますが、アジア市場からの仮想通貨投資への関心の高まりを示すものとも言えます。
ETFの影響により、BTCに対する個人・法人の需要が高まる中、このような54億ドルの購入は市場に大きな影響を与える可能性があります。
ビットコインの上昇に伴い注目すべき仮想通貨3選
BTC価格の上昇に連動して恩恵を受ける仮想通貨プロジェクトが注目されています。特に、仮想通貨投資の観点からは、BTCとの連動性が高く、かつ高いリターンを目指せるトークンが狙い目です。
1. BTC Bull Token(BTCBULL)
BTC Bull Tokenは、BTCの価格上昇に連動してホルダーに報酬を提供するミームコインです。BTCが$150Kや$200Kを突破するたびにBTCがエアドロップされる仕組みで、投資家は市場最高値付近でBTCを購入することなく、BTCの露出度を高めることができます。
また、BTC価格が$125K、$175K、$225Kに達した際には、トークンの総供給量の15%がバーン(永久消滅)され、供給の希少性が高まり価格圧力が加わる設計です。
Ethereumチェーン上に構築されているため、分散型取引所で取引が可能で、ステーキングにより年利最大58%のリターンが見込めるのも魅力です。
仮想通貨YouTuberのNASS CRYPTOは「2025年で最も有望な仮想通貨投資案件」としてこのプロジェクトを推薦しています。プレセールではすでに700万ドル以上が調達されており、残り20日ほどで割引価格での購入機会が終了します。
2. Solana(SOL)
Solanaは現在、時価総額で第6位の仮想通貨で、Ethereumに代わる高速・低コストのブロックチェーンとして人気を集めています。特にミームコインやDeFi活動の中心として、84億ドルを超えるTVL(ロックされた総資産)を誇ります。
最近では、ニューヨークで開催されたAccelerateカンファレンスにて、Dogecoinのブリッジ、Solana Seekerスマートフォンの8月発売、Alpenglowという新たなコンセンサスプロトコルなど、大規模なアップデートが発表されました。
Solanaは現在、仮想通貨空間におけるdApp収益の57%を占めており、VanEckは2030年までにSOLの価格が$3,211に達するという強気予測を出しています。
3. Jupiter(JUP)
Jupiterは当初、最適な価格でトークンを交換できるアグリゲーターとして始まりましたが、今ではDeFiプラットフォームとして、パーペチュアル先物取引、トークン発掘、モバイルウォレットなど、さまざまな機能を備えた存在へと成長しています。
2025年2月には3,300万ドルの収益を記録し、その一部を使ってJUPトークンの買戻しを実施。現在5,100万JUPがロックされ、3年間保持される予定です。
JUPトークンはガバナンストークンとして、ステーキングや投票を通じてさらなる報酬が得られます。最近では、Huma Financeとの提携により、プレセール段階で購入した投資家に6倍のリターンが発生しました。
Solanaとともに成長するJUPは、今後の仮想通貨投資において有望な銘柄として注目されています。
