リップル 今後:米国初のスポットXRP ETFが上場、開始30分で2,600万ドルの取引高を記録
米国で初めてのスポット型XRP ETFが取引を始めた。XRPCというティッカーで上場し、投資家の関心が高まっている。リップル市場への影響も大きい。 エリック・バルチュナス氏は、ETFが30分で2,600万ドル(約39億円)の取引を記録したと話した。今年のETFの中でも特に注目されている。 バルチュナス氏は「XRPCの初日は今年最も高い出来高を記録する可能性がある」と話した。機関投資家の需要が高まっていることを示している。 https://twitter.com/EricBalchunas/status/1988988049045553202 XRPC ETFがXRPレジャーへの機関投資アクセスを拡大 キャナリー・キャピタルは11月13日の投稿で、XRPC ETFを「XRPレジャーのネイティブ資産であるXRPへのエクスポージャーを提供する商品」と説明した。これは、決済や流動性プロトコルを含むネットワーク全体のパフォーマンスを反映する設計だとしている。 発表後、XRPは3%上昇して2.40ドル(約360円)に到達し、24時間の取引高は62億4,000万ドル(約9,400億円)へと増加した。ETFの取引開始以降、出来高は34%伸びている。 ビットワイズ社の最高投資責任者(CIO)マット・ハウガン氏は、この上場を「暗号資産ETFにとって大胆な一歩」と評価した。また、投資家心理の変化を示す出来事であると述べ、「暗号資産の一般的な評価がETFの成功を決めるわけではない。20%の人が強く支持する資産の方が、80%が漠然と好む資産よりも強い」と指摘した。 この発言は、XRPが暗号資産コミュニティの一部から批判されつつも、開発者と投資家による強固な支持層を維持してきた背景を説明するものだ。 一方、CryptoQuantのデータでは、大口投資家や「クジラ」と呼ばれる参加者が、ETF発表前からすでにポジションを構築していた様子が明らかになっている。 同社のアナリストは「XRPスポットETFのニュースが出る前から、先物市場ではクジラ規模の注文が増加していた。価格がまだ抑えられていた段階での動きだった」と指摘した。この“クジラ先行、個人後追い”というパターンは暗号資産市場ではよく見られ、価格変動の強まりを示す前兆となることが多い。 CryptoQuantはまた、「個人投資家が後から参入すると、市場は一般的にボラティリティが高まり、センチメント主導の動きが強まる」と分析している。 XRP価格予測:エリオット波動分析が5ドル上抜けの可能性を示唆 複数の市場アナリストは、XRPが2025年末までに3.50ドル(約530円)を上回り、2026年には機関投資家からの資金流入が継続した場合、5ドル(約760円)に達する可能性があると予測している。これらの見通しはリップル 今後の価格動向を考える上で重要な指標となっている。 XRP/USDチャートでは、エリオット波動(市場心理の循環を波として捉える分析手法)に基づく強気シナリオが示されている。 チャートによれば、XRPは2013年から2018年にかけて第1波となる5つの衝撃波(インパルス)を完了し、その後2023年頃に底を付けた長期的な第2波の調整局面を経た。 ...



















