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XRP（XRP／USD）は2.38ドル（約360円）付近で動いていない。24時間で3％下落した。ビットコインやイーサリアムは安定しているが、リップルは不安定。
大口投資家の売却やETFの承認遅延が問題になっている。市場全体がリスク回避に傾いている。
時価総額は1,427億ドル（約21兆6,000億円）。主要暗号資産で5位。ビットコインが11万2,000ドル（約1,700万円）を下回ることが懸念。
リップルの価格調整は長引く可能性がある。回復には時間がかかる。
クジラの売却とETF遅延がセンチメントを圧迫
過去1か月で、XRPの大口保有者（いわゆるクジラ）は4億枚以上、約12億5,000万ドル（約1,900億円）相当のトークンを売却した。これにより、最近の売り圧力が一段と強まった。
この資金流出は、米国政府の一時的なシャットダウンと時期を同じくして発生しており、それによって米証券取引委員会（SEC）は7件のXRP現物ETF（上場投資信託）申請の審査を延期せざるを得なかった。
これらの承認は当初10月18日から11月14日の間に行われる予定だったが、SECの人員不足により見送られた。
予測プラットフォームのカルシ（Kalshi）は、政府閉鎖が最長で25日間続く可能性があると見ており、規制判断はさらに先送りされる見通しだ。
アナリストは、政府機関の業務が再開すればETF承認が市場心理を回復させ、XRP価格を3.30ドル（約500円）付近まで押し上げる可能性があると指摘している。
しかし、ブラックロック（BlackRock）の「iShares XRP Trust」から新たな情報が出ていないことや、個人投資家の参加が弱いことが上値を抑えている。
一方で、ドナルド・トランプ前大統領が中国製品に100％の関税を課すと発表したことにより、市場全体にリスク回避の波が広がった。S&P500指数とナスダック指数は2％以上下落し、ビットコインも1日で10％を超える下落となり、暗号資産全体の売り圧力が強まった。
XRPのテクニカル見通し：トライアングル崩壊が進行中
XRPは7月以降の価格を支えていた数か月間のシンメトリカルトライアングル（対称三角形）を下方にブレイクした。売り圧力が強まっている。
2.70ドル（約410円）を下回ったことでストップロス注文が連鎖的に発動した。価格は2.30ドル（約350円）付近まで急落し、最低水準となった。
100日単純移動平均線（SMA）は2.63ドル（約400円）に位置している。直近の抵抗線となっている。
RSI（相対力指数）は26.9と売られすぎの水準にある。短期的な反発余地は残されている。
2.70〜2.80ドル（約410〜430円）の抵抗帯では再び売りが強まる可能性がある。リップル 今後の動きとして、この価格帯を超えられるかが注目されている。
弱気の勢いが続く場合、次の下値目標は重要なフィボナッチ水準である2.02ドル（約310円）となる。続いて7月の上昇前に価格が安定していた1.77ドル（約270円）となる。
2.30ドル付近で「ドージ（十字線）」や「ハンマー（下ヒゲ陽線）」のローソク足が出現すれば、売りが一服し短期的な反転の兆候となる可能性がある。リップル 今後の回復局面を見極める上で、このポイントは重要だ。
トレーダーにとっては、2.25ドル（約340円）を下回る位置にストップを置くことが推奨される。サポート付近で買いを狙う慎重な戦略が必要である。
モメンタムが安定すれば、2.80〜3.18ドル（約430〜490円）への回復を目指す展開も考えられる。
しかし、ビットコインの弱さが続けば本格的な回復は遅れ、リップル今後の底打ちはまだ到来していない可能性が高い。
見通し：押し目買いの好機だが、ビットコインの動向を待つべき
短期的には、XRPは弱気の見方が続くかもしれない。でも、ETFや機関投資家の関心は再び高まると期待されている。ビットコインが11万5,000ドルを超えた時、XRPも値段が上がる可能性が高い。
2.00〜2.30ドル付近での買いが有望とされている。市場が調整されれば、第4四半期に大きな回復が見込まれる。ビットコインの安定が、リップルの今後の価格に影響を与える。
ビットコイン・ハイパー（Bitcoin Hyper）がBTCの安全性とソラナの速度を融合
ビットコイン・ハイパー（Bitcoin Hyper／$HYPER）は注目を集めている。ソラナのフレームワークを使用し、ビットコインエコシステムを拡張する。低コストかつ高速なスマートコントラクトやdAppの発行が可能になる。
ビットコインの安全性とソラナの高性能を組み合わせる。新たなユースケースへの扉を開く。BTCブリッジングやdApp開発が期待される。
チームは信頼性と拡張性を重視している。監査企業コンサルトを受けている。投資家に安心感を与えている。
プレセールではすでに2,300万ドルを超えている。残りの割当は限られている。HYPERトークンは1枚あたり0.013095ドルで販売されている。
HYPERトークンは公式サイトから購入可能。暗号資産や銀行カードで参加できる。
